私は無類の蝶好きで、子供の頃に四国の愛媛にあった祖父母の家に、夏休みになると
遊びに行き、網を片手に蝶を追いかけていたものです。
ミカンが多かったせいか、アゲハの種類が多くいて、特に、巨大なカラスアゲハを捕ったときには、
興奮しましたが、大きすぎて、飛んでいる内に羽が傷ついていて、
完全な形で確保出来ないことが残念でした。
日本では見たことがありませんが、海外では、露店で蝶の標本を売っていることがあります。
今回、8月にオーストラリアのケアンズ、ポートダグラスでも、
そのブースを見付けました。
ケアンズで有名なのは、ユリシーズという青い蝶で、この蝶をモチーフにした商品が沢山売られているし、
標本も見かけます。
以前から標本が欲しかったので、今回は、ここで買うことにしました。
斜めに張り付いています。この他にも、ケアンズバードウイングという、綺麗なグリーンのトリバネ蝶も
いるのでありますが、それはこの次かな?
キュランダにある、バタフライサンクチュアリでは、ユリシーズの幼虫が見られます。
あの芋虫が、こんなに綺麗になるとは、本当に不思議です。
私は、ガラス作家としては、まだ芋虫です。でも、いつか蝶になる日を夢見ています。