先日、行きつけの中目黒の隠れ家で、ロシアマニアの記者らしい方に会った。
その隠れ家は、昔、二階に映画『ヘルター・スケルター』の監督をした、 某写真家の方が住んでいたという
曰く付きの場所で、アーティストが集まる感じです。
で、その、ロシアマニアの方に、あなたもアーティストなのかと聞かれたので、
ガラス作家だというと、なんだか気に入られたのか、話し込んでしまいました。かく言う私も、
実は池田理代子の『オルフェウスの窓』や、『女帝エカテリーナ』を熟読した口で、
ロシアにあこがれを持っていたので、知識もあり、彼はノリノリでしばらく話が続きました。
その内に、私の家のすぐ裏に、超隠れ家的なロシア料理の店があるとわかり、
灯台もと暗しとでも言うべきか、歩いて30秒の地下に、本日行って参りました。凄い感動です。
凄すぎる。ロシア人のオーナーシェフ(女性)と、すぐに仲良くなりので、
ロシア語を勉強する気持ちに・・・。
これは、ボルシチと、グルジアワイン。グルジアは、ワインマニアなら当然のごとく知っている、
ワイン発祥の地です。しかしながら、そのワインは、この度が初めて。
その味は、驚くほどに美味しく、ロシア料理にマリアージュ。サペラヴィと言う、地葡萄品種と言うことでしたが、
ベリー系のリッチな風味で、カベルネソービニヨンに近いかな?
料理も、色々本格的で、本当に美味しい。
この、陶器のボトルがいいですね。ワインボトルはガラスと決まっている私の心に、
最初は陶器だったのか?と言う、当たり前をぶちこわす衝撃。
また来てと言われて、裏に住んでいるので、こちらこそよろしくと何度も挨拶の末、帰って来ました。
でも、ロシア人て、みんなあんなに♡が素敵なのでしょうか?