家の裏の地下にあるロシアレストラン。昨日はベルーガというウォッカがあると知り、
飲んでみることに。ベルーガとは、大チョウザメ。そして、それから採れる最高のキャビアの事。
そう、キャビアにはランクがあるのです。
で、その名を持つウオッカとは、飲んでみたくなり、頼むことに。
ママのジーナさんは、心配顔。私は一人でウオッカを飲んだことがないので、大量の水をチェーサーに
用意してくれました。そして、特別なショットグラスに用意してもらいました。
それがこれ。
うわー!すご!ベルーガだー!格好良すぎる!!
こんなの見せられては、私がどんなに頑張ってショットグラス作っても、及ばない気がして、
ショットグラスは作らない事にしょうかとさえ思ってしまいます。
味は、少しアニスの香りがして、後味は甘い。なるほど、キャビアに合いそうです。
しかし、生ビール2杯とハイボール一杯をすでに飲んでいたので、
やはり、翌日は頭痛がしました(^^;)
でも、こういうデザイン、発想が素晴らしい。ガラス作家にとって、先ず技術は最重要な問題ですが、
結局デザインが洗練されていなくては売れません。
いつも思うのですが、自分の作品の技法について訪ねられると、私は喜んで答えます。
でも、自分の作品を技法で売り込んだりしません。
何故なら、お客様は、文句なしに格好良い作品をお買い上げになるからで、難しい技法で作られた
作品を探しているわけではないからです。
作品の前で立ち止まり、なんて素敵なんでしょうとため息をついてもらえた時、
私は勝ったと思うのです。そう、昨日の自分に勝ったのです。そして、明日の私は、今日の私に勝ち続けなくては
いけないのです。