コバルトブルーのゴブレット

ガラス作品のオーダーを、こんなに気軽にできる立場の自分が幸せだと思う時があります。

もちろん、自分で作品を作れるということもなかなかすごい事で、

ちょっとした手芸や、趣味の講座ではなく、吹きガラスという特別な技術を持っていることも、幸せなのですが。

伊藤けんじ師匠は、例えば、ただのオーダーではなく、ヴェネチアのマエストロ級の作品を、

いとも簡単に作るわけで、先日も、講座の後で、私のオーダーを、あっという間に作り上げて下さいました。

たまたま工房で色壺にコバルトブルーが溶けていて、それでゴブレットを作ってもらったのですが、

まるでサファイアのジュエリーの様で、本当に嬉しかったです。

最初にお会いした頃のけんじさんのオーラは、赤の強いものでしたが、最近感じるのは、コバルトブルーです。

ともすれば偏屈になりがちなキャラですが、孤高の魂は、その芯に、コバルトブルーを

持っているようです。

私は最近スピリチュアルな能力が強くなっていて、青のオーブが見えます。

先日は、警戒音としてのラップ音が部屋で続き、わかった事実があります。私には、守り神がいるようです。

人の魂が香りでわかるし、まるで鬼滅の刃です。

精神世界の高次元は、青から紫、そして無色透明のグラデーション。

コバルトブルーと黄金の組み合わせは、正に神聖なイコン。このゴブレットは、私にとって、タロットカードのカップのONEです。